興味が世界を広げていく
おかげさまで僕自身色んな本を目にする機会が増えています でもそれは僕だけではないみたいです 「歯医者で見た雑誌にいい柄があって・・・」と写してこられたり 「こんなのが作りたい」と広告を持って来られたり デイサービスで始めた仕事は デイサービス以外の時間にもじわじわと浸出して...
「失敗」の定義
間違えてあけた穴 曲がってしまったミシンの跡 ずれてしまった結び目 普通これらはどう扱われるのでしょうか? でも もしそれが 「今日は一人で作業してみよう」 「30年ぶりのミシン」 「初めて挑戦する作品」 というプロセスを経た結果なら? プロセスは見えません...
どんな時代を生きて来られたか
戦後の日本は他に類を見ないほど劇的に生活環境が変わっていきました だから どんな時代にどのように過ごされてきたのか そんなことまで教えてもらいます 例えば裁縫や編み物 既製服が輸入され始めたのは1960年代と言われています それ以前に子育てをされた方にとって...
表彰式
年末 デイサービスでは表彰式が行われました 中庭の手入れをされている方 うがいコップを洗って下さる方 ご入居者の衣類の繕いをして下さる方 洗濯物をたたんで下さる方 デイサービスの為に座布団カバーを作って下さった方 そんな方々に感謝をこめて 展示会や作品制作は活動の一部...
青春
青春 サミュエル ウルマン 訳:岡田 義夫 青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、 逞しき意思、燃ゆる情熱、怯懦を退ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こうい う様相を青春と言うのだ。 年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老い...
「また出来た」の先にあるもの
「また出来た」はRorenの醍醐味 30年ぶり 50年ぶり のミシン 数十年ぶりの日曜大工 もうできないと思っていたけど「また出来た」 その「また出来た」を「まだやれる」に変えていきたいのです 一度の「また出来た」は嬉しさと共にまだ自分がしたんだと言えない不安...
memo cover
おそらくどこのデスクにも 電話の横にも置いてあるであろうアイツ 裏紙を切ってクリップで留めてあるエコなメモ用紙 それ自体はとてもエコで素敵な廃物利用なのに どうにもその様が美しくない だからレザーでカバーを作ってもらいました これなら見せていいなと思えるもの...
展示会スピンオフ
展示会を共催するUNLOOP長崎さん 彼のお店はフランスなど海外を回り、彼の審美眼で選び抜かれた素晴らしい家具たち 展示会では作品たちが彼が選んできた家具に合わせてディスプレイされています このキャビネット 「光が入って刺繍が映えるように」と実は天井の板が外されていました...
互助
おかげさまでデイサービスの中ではご利用者同士の「互助」の関係が築かれています。 以前はできないことやお願いは職員に言われていた皆さん 「洋服のボタンをつけてほしい」 「ズボンの裾上げをして欲しい」 「孫の手が長いからカットして欲しい」...
ひとつの「出来た」の可能性
裂き織りの作り手は展示会見たさにご自分でバスとタクシーでお店まで行かれました。 デイサービスで取り組んだ一つの活動は作り手の気持ちを変え、行動範囲も広げていきます。 上の写真は「もっと大きな作品を作りたい」と展示会から帰る足で手芸屋さんに寄り買ってこられた大きなフレーム。こ...