より良い老後のリアリティ
縁あって専門学校の非常勤講師をさせていただいています。
そこで毎回学生に聞く「自分の老後の具体像」
「縁側でお茶を飲みながらゆっくり過ごしている」
「定年退職して海外旅行に行っている」
「田舎で畑仕事をやっている」 などなど
ほとんどの学生が悠々自適な老後の生活を満喫しています。
だれもデイサービスには通っていないし、リハビリしてる人もいない。
その後に伝える65歳の約6人に1人が要介護認定を受けている現実。
今デイサービスに来られているご利用者だって最初は行きたくなかったはず
自由に好きな時に好きな事をして過ごせた方が主体的で面白いから。
それでも行くことになった、行かざるを得なかったご利用者に
「あきらめなくてもいい」事を伝えていかないといけない。
Rorenが受け入れられる土壌には
まず誰もがむかえる老後があります。
誰もが健康的な老後を望むけど 現実はそうもいかない
たとえそうなったとしても持ち得る能力を最大限活かして
自分に期待してくれる場がある。
リアリティのある老後の話。
そこに共感して頂いているのだと思います。
期待された高齢者の底力を僕は知っています。