両輪
今週末に筑波で開催されるリハビリテーション・ケア合同研究大会に 「都市部高齢者の生産活動創出に向けた取り組み ~医商連携のものづく りで得られた主体性~」という演題で発表してきます。 子世帯との同居により今まで行なっていた役割を失ったり、都市部の地域...
種まきの準備
UMIEギャラリーの伊東さんがデイサービスの様子を見に 小倉から遊びに来てくれました。 11月の「あまりあるチカラとカタチ 北九州巡回展」にあたって 現場を知っておきたいからとお休みの日に ありがたいなあ こうやって仲間が撮影やら見学やらで度々施設に遊びに来てくれると...
甘木絞り
久留米絣のワークショップを行なってくれている西村さんは 「甘木絞り」の後継者育成講座でも勉強されています。 ゆくゆくは甘木の高齢者施設でも活動を行なっていきたいと話されています。 この日はその為のテスト どんなデザインだと難しいのか どんな説明をすればわかりやすいのか...
あなたはどのタイプ
2回と同じ物は作りたくないこの作り手が次に選んだモノづくり 端切れと捨てずにずっととっていた刺繍糸(※DIARY:「ギフト」参照) そこからはじまった新しいアートワーク 沖潤子さんの作品に触発されて出来あがったのは 見事なしおり...
明確なものは強いもの
先日、次の展示会の打ち合わせのために革細工のペンホルダーを持ち出 していた時の事。 「肌色のペンホルダーが一つなくなっとる」と作り手。 打ち合わせのために一つお借りしていることをお伝えすると 「それなら大丈夫やけど。こども食堂の為に作るわけやから一つだって無...
共感共有
『世界の美術館や国際展がアールブリュットを取り込んでいるのは、論理の 基づいた「観賞・評価」モデルから情感に基づいた「共感・共有」モデルに移 行しようとしているためだと私は考えている。』 『重視すべきなのは高齢者における、創造や伝達への欲求である。技術は...
モノより思い出
少し前の事 この活動が西日本新聞に掲載されたあと 施設には問い合わせの電話を多くいただきました その中の一つ有料老人ホームで暮らされる90代の女性より 「新聞記事を見ました。同年代の方が頑張っている姿を見て勇気が出まし た。私はもう手芸は出来ないだろうから材料を寄付させてほ...
或る朝顔のはなし
蔓がないめずらしい朝顔 もともとはこの方のお母様が大事に育ててこられたというもの 「結婚して福岡に来ても 絶やさんように 自分がこんな年になるまで 毎年植えてたねをとりよったとよ」 「分家したけ今度はあなたが栄えさせんといかんよ」 そう話した後 生まれ育った所の事...
家族
デイサービスがもっと家族に開かれたものになればいいと思う どんな表情でどんなことに挑戦してどんなふうに過ごしてるのか もっと見て頂きたい でもなかなかデイサービスに見学に行くのは自分でも難しいかもしれない そんな時に展示会が繋いでくれたらとも思う...
お土産
大きな米袋に入っているのは屋久杉の端材 いつも蚤の市でお世話になっているご夫婦から頂いたものです。 お二人は展示会を見に鹿児島から来てくれました それも初日の11時 これはその時に持って来て下さったもの 「何かに使って。応援してるから。」とかけてくれた言葉...