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商売道具と昔の記憶


木工の作り手がふと漏らした

「刃を研がんときれんなあ」という言葉

砥石を買ってきて置いておいたその日

こちらが声掛けするよりも先に

見つけたその足で早速はじめてました。

「あんたに聞かんでもおれの方がわかっとる 笑」

そりゃそうだ。。。笑

手際よくいつもの作業場でしてくれました。

ついでに台所の包丁もしてくれました。

子どもの頃、鎌の刃を研ぐことが末っ子の自分の仕事だった話

干し柿を作るのに何十個と柿をむいた話

さっきのことが思い出せなくても    何度も聞き返しても

手が覚えている事  褪せない子供のころの記憶があります。

まだまだいろんな得意技を見せて欲しいなあ

色んな話が聴きたいなあ

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