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偶然をカタチに変えて


デイサービスに演芸ボランティアで来られた男性

控室にしていた部屋に置いてあったミシンに気が付かれ、

掲示してあった活動が掲載された新聞が目に留まり

「ご利用者の方でミシンができる方がおられるとですか?」と。

当日ご利用だったミシンが得意な女性を紹介すると

「衣装の野良着を作ってくれんですか?」と交渉され

「いいですよ」とあっさり快諾。

写真は出番までの間に採寸されている様子。

初めて慰問に訪れたデイサービスにミシンがあって、

当日週に一度デイサービスご利用のミシンが得意な女性がいて。

そんな偶然をしっかりとカタチにできて繋がっていく。

またその事を「役に立ててうれしい」と話してくれる。

こんな場面が自然と起こる。

依頼する方に「高齢者だから・・・」という意識や

ご利用者に「お客様としてサービスを提供される側」という意識はなく

得意な「その人らしさ」で関わりができる。

あたりまえのことがデイサービスの中でも当然あたりまえであるということ

箱入りおじいちゃん 箱入りおばあちゃん にしないために

環境をつくっていくこともひとつの方法

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