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うわがき

  • roren0312
  • 2016年2月20日
  • 読了時間: 1分

びっしりと縫いつけられた結び目。

作り手は「千人針みたいね」と笑って口にされたけど

恥ずかしながら僕には何のことかわかりませんでした。

そこから作り手に教わった「千人針」は

戦時中白い布に赤い糸で結び目を縫い付け、武運長久を祈ったこと。

一人一針ずつ行い寅年の女性のみ年の数だけ縫い付けていいこと。

何枚も何枚も縫い付けた事。

でも気になったのは、そのことを話されるその表情はあまり好ましいといった

表情でなかったこと。

そんな事実を知らなかった僕たちにただ「すごい」「綺麗」と言われたことは

図らずもそんな経験を昇華させてくれる機会になったのでしょうか。

振り替えれば望ましく思えなかったその「千人針」は

若い世代に技術として称賛され、「私にできる技術」として残りました。

それは多くを語らず、しかし何よりも力強い平和への表現

戦時中に「無事でいてほしい」と願ったあの気持ちは

今もしっかりと残されています。

僕たちはまだ知らない事ばかり

少しでも多くの事を作り手の皆さんに学びたいのです。

 
 
 
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