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UNLOOPという理解者


Roren がまだ形を成していなかった頃、高齢者施設で働く中で高齢者が技術や時間を持て余している事は気付いていました。

ですが、業務やリスク管理を優先させること 私たちのアイデアの至らなさ で高齢者が「できること」が限定されてしまっていたことは事実です。

彼ら作り手たちの技術と若い世代の感覚でお互いに尊敬できる社会が作れるのではないかと考えていたものの、作る数は限られてしまうし、毎回同じように上手に作れないかもしれない、それでも彼らが作ったものの価値を下げることなくアウトプットすることはできないか。

その答えを導き出せずにいた時

UNLOOPの長崎さんは 「ウチでいっしょにやりましょうよ」 と手を差し伸べてくれました。こちらが拍子抜けするくらい簡単に。

作品も出来あがっていない できるかどうかも分からない なによりこの空間に置いて違和感の無い物がつくれる確証がない中で彼は「この展示会はやる意味があります」と言ってくれました。

僕が自分のお店を持っていたとしたらこんな決断ができるだろうかと思うんです。彼は本当に福祉の気概を持った素晴らしい仲間だと思えます。

この写真は初めての展示会で作品を店内にディスプレイした時のもの。

ひとつひとつの作品をお店のものと交えて年代も国も超えた丁寧な展示にしてくれました。

彼のおかげで福祉の世界はあっさりと垣根を超えました。

展示会では彼のディスプレイもぜひご覧ください。

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