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leather tray


「私は他の人より身体も不自由じゃないけどみんなと同じように過ごしていていいの?」

デイサービスという性質上「集団」を尊重し「個人」の活動を遠慮させてしまう空気になっていたのかもしれません。

今の自分にできることがあるんじゃないか?

一人の作り手の持て余していた能力や気持ち。

共に考えて出した答えは革細工でした。

別室から聞こえてくる木槌の音で彼女の仕事ぶりが伝わります。

一人一人ができることを。

改めて再確認です。

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